自然がいっぱいの茨城県常陸太田市。その一番北側になるのが旧里美村地区です。
きくやの本蜂場はここにあります。周囲を大自然に囲まれた蜂場はまさに蜂の楽園です。
桜の大木群を背に春はサクラからはじまり、アカシア、クリ、夏のヒマワリ
秋のコスモスそして晩秋のお茶までたっぷりの花に囲まれています。
湿度も低く、温暖差が少ないのも特徴のこの地区で、きくやの蜂たちはのびのび過ごしています。
天敵であるスズメバチは多いのですが、脅威のクマはいません。
また湿度が低いので害虫なども少ないのです。蜂達は安心して生活できます。
四季が織りなす自然の恵みがそのままハチミツとなって皆さんに届けられます。

奥久慈の自然が奏でる四季の花々。蜂たちにとってまさに自然のご馳走です。

蜂場のすぐ西側
里美高校の南側に広がる梅園
その隣にはリンゴ園もあります。

蜂場の真浦にある里美文化センター桜の大木
近くにはナタネが咲かないため
他には無い純粋なサクラ蜜が取れます。

里美の小中地区のヒマワリ畑。実はきくやでも
今年は文化センターの隣の敷地を借りて
ヒマワリ畑を作りました。

里川流域を南から開花に合わせて移動します
実は常陸太田市街の方から里美地区までは
数十キロですが、標高差で開花は3週間近く変わるのです

きくやの蜂場です。他の地区の開花期以外は
ここで近くの花をまわっています。

地元の特産である奥久慈そば
そばも大事な蜜源です。アレルギーがなければ
ソバ蜜はものすごく栄養価が高いんです。
奥久慈茶も重要な蜜ですね。

そば蜜とならんで栄養価が高いのは
なんといってもクリ蜜。
きくやでは友部町のアカツ果樹園さんに
クリの開花期だけ蜂を置かせてもらいます。

蜂場の近くを流れる里川の流域には
アカシアの大木がびっしり並んでいます。
アカシアは結晶も少なく良質の蜜を出します。

自然の恵みをいっぱいもらって
ぼくたちはがんばって蜜をあつめています
四季豊かな大自然の養蜂